栄養士を目指すなら

栄養士という仕事の楽しさ

栄養士という仕事の楽しさ

栄養士という仕事の楽しさ 高齢者施設の栄養士はとてもやりがいのある職業です。
高齢者は生活習慣病や心臓病などさまざまな病気を抱えており、塩分や糖分の制限を医師より言われている方が多いです。
それに考慮しつつおいしいメニューや高齢者の好物をつくるのが栄養士の腕の見せ所であり楽しさです。
食事のあと、高齢者の方々においしかったよ、と声をかけてもらうと日頃の苦労も忘れてしまいます。
特に新メニューをお出しするときはドキドキです。
味付けはどうだったかな、食べやすい柔らかさだっただろうかと反応が気になります。
高齢者の方々が栄養士の考えたメニューで健康で長生きできることがこの仕事の楽しさなので、健康診断のチェックをしてスタッフみんなで打合せもします。
高齢者なのでだんだんと食事がしづらくなり、体調によって柔らかいものや細かく刻んだものへと移行していきます。
そうした食事に移行しても、食事の楽しさやおいしさを損なうことなく食事の時間を楽しみにしてもらえる、それが栄養士のやりがいです。

栄養士ならではの悩み

栄養士ならではの悩み 他の仕事の場合と同様、世間には栄養士ならではの悩みを抱えている人が多いと言われています。
そのような悩みのうちの一つは、同じ職場に先輩がいないために必要な教育を受けられず自分で勉強する必要があったり、場合によっては自分で判断を下さなければならないことが多くなるものです。
そのため大きな不安感を抱いたり、負担に感じたりするといったものがあります。
また、実際に栄養士として働いている人の多くはそれほど年齢が高いわけではないため、ほとんどの場合自分より年長の人に色々な指示を与える立場になるという精神的負担もあると言えるでしょう。
さらに栄養士の仕事は非常に多く、それらを一人でこなさなければならないという点も大きな悩みの種となっています。
加えて、時間外の業務や不規則な勤務も多いため、子供を持つ主婦が働く場合などは学校の行事に合わせることが難しくなり、栄養士の仕事を続けていくのに難しさを感じることもあるようです。